口内に潜む細菌はその数1000～6000億などとも言われ、種類に区分してみると300種類ほどいるのではないかと考えられているようです。毎日の歯磨き習慣のある人とない人、定期的に歯科検診や専門的なデンタルケアを受けている人といない人の口内環境を比較してみると、お口の中の細菌の数は1兆の細菌の数ほど異なる数値を示すかもしれないのだそうです。実際に細菌は、日常的に目視することのできるものではないので、お口の中にどのくらい細菌が生息しているのかといったようなことを、毎日の生活の中で実感することは難しいかもしれませんが、虫歯や歯周病などといった口内トラブルとして皆さんがその存在を知る頃には、手遅れであることもあるのです。実際には、現代の歯科医療が、虫歯や歯周病から皆さんの口内を救済してくれますが、虫歯や歯周病のない人たちの健康的な歯を守り切るための守備力が気になるところでもあります。皆さんは健康な口内環境を守るために、毎日のケアで守備力を高めていますか。